バセドウ病の検査

バセドウ病の検査

 

 一般的な

バセドウ病の検査

  バセドウ病の検査は、血液検査が中心になると思いますが、
 具体的にバセドウ病と診断されるまで、
 どのように検査が進められるのでしょうか?

 ここでは、一般的なバセドウ病の検査について見てみたいと思います。

 


一般的なバセドウ病の検査(バセドウ病と診断されるまで)

 はっきり言ってバセドウ病の診断は、
病院の設備や先生の技量によってけっこう差異があるのではないかと思います。

医者によっては、

「かなり疲れていますね、少し休めば大丈夫でしょう。」

というようないい加減な診断をする場合もあるようです。

ずいぶん前のことなのですが、
私の親戚はバセドウ病と診断されるまで3つ病院を渡り歩いたといいます。
なので病院選びは大切ですよね。

私の場合は、一日でわかったので幸いであったと思います。

バセドウ病に精通している先生ならば、
問診と触診で大体バセドウ病であるという見当がつくのではないでしょうか?

バセドウ病の症状は独特なので問診でおよそ見当がつきますし、
触診によってさらに確信できるのではないでしょうか?

素人の私にはまったくわからないのですが、
先生は一度の診察で私の首の腫れに気がついたようです。

私も触診され、説明を受けてはじめて自分の首の腫れに気づきました。
(外見からはわからないほど腫れは小さかったです)

バセドウ病の首の腫れ方は、
甲状腺の形どうりに全体的に腫れてくる

「びまん性甲状腺腫」

ですが、触ると弾力があり、唾を飲み込むと上にもち上がるのがわかります。

 

問診、触診でおよその見当がつき、
血液検査で決定的になるといったところでしょうか?
 
  問診 ⇒ 触診 ⇒ 血液検査

 

 

血液検査

 血液検査を行うと血液検査結果表というのがもらえます。
そこで、先生がいろいろと説明してくださるハズ?
です。

いろいろな項目があって、ちんぷんかんぷんなのですが、
バセドウ病の場合の見るポイントは、

2種類の甲状腺ホルモンFT3、FT4 と
甲状腺刺激ホルモンTSH

の欄をまず見ます。

 

FT3、FT4が基準値を上回っているようでしたら、
甲状腺機能が亢進しているということですね。

そして、甲状腺機能が亢進している状態であれば、
TSHは抑制されていますから低い値となっているハズ?です。

     

FT3  基準値を上回る
FT4  基準値を上回る
TSH  基準値を下回る

 

 これで甲状腺機能が亢進しているということがわかります。
しかし、この段階ではまだバセドウ病と決定は出来ないそうなんですね。

甲状腺機能亢進症には、バセドウ病の他に、

無痛性甲状腺炎 や
亜急性甲状腺炎などがあり、

症状も非常によく似ているらしいのです。

これらは治療法が異なるので、

バセドウ病なのか? 
無痛性甲状腺炎なのか? 
あるいは他の甲状腺機能亢進症なのか?

を明確に判別してもらわなくてはなりません。

 

そこで、自己抗体の有無をみます。
自己抗体については、「バセドウ病は免疫疾患」のページに記しました。

  TSHレセプター抗体(TRAb)
  あるいはTSH刺激性自己抗体(TSAb)

というやつですね。
これが陽性であれば、バセドウ病と判断できるようです。
陰性であれば、バセドウ病以外の甲状腺機能亢進症であることが考えられるわけですね。

これも血液検査の結果と共に先生が教えてくれると思います?

 
 

メ  モ

●亜急性甲状腺炎

 なんらかのウィルスの感染によって、甲状腺に炎症をおこす病気。
発熱、喉の痛みが特徴で、喉が腫れる場合もあるそうです。

炎症によって甲状腺に蓄えられていた甲状腺ホルモンが血液中に漏れ出るためバセドウ病に似た症状をおこすのだそうです。

一過性に甲状腺機能が亢進した後、甲状腺機能が低下するパターンをたどり、3,4ヶ月でもとに戻ることが多いようです。

T3、T4は過剰になりますが、TRAbは陰性のようです。

●無痛性甲状腺炎

 これも甲状腺の炎症により、甲状腺に蓄えられていた甲状腺ホルモンが漏れ出て、甲状腺ホルモンの血中濃度が高くなりバセドウ病と似たような症状を起こす病気です。

産後におこることが多いようです。
喉の痛みがないのが特徴で、腫れも少ないようです。

これも一過性に甲状腺機能が亢進した後、甲状腺機能が低下するパターンをたどり、3,4ヶ月でもとに戻ることが多いようです。

T3、T4は過剰になりますが、TRAbは陰性のようです。

 

※バセドウ病は、自己抗体によって甲状腺が刺激され、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され続けるのに対して、
亜急性甲状腺炎や無痛性甲状腺炎は、
甲状腺の炎症により甲状腺に蓄えられていた甲状腺ホルモンが一過性に漏れ出ることにより、甲状腺機能亢進の症状が出るということのようですね。

治療法が異なるため、先生にきちっと判別してもらうことが大切と思います。

 

 
 

    

アイソトープ検査

 ごく稀に、TRAbが陰性にもかかわらず、
バセドウ病である人がいるそうです。

このような場合、
無痛性甲状腺炎などと判別することが難しいですね。

このような場合、アイソトープ検査というのをやるのだそうです。
私の場合は、やらなかったので関係ないのですが、
一応記しておきます。

ヨードが体内に取り込まれると甲状腺に集まるという性質を利用して、
放射性ヨードというカプセルを飲み、
それがどのくらい甲状腺に取り込まれたかを特殊な画像を撮って測定する検査法みたいです。

 

画像を見て、放射性ヨードの集まり方によって、

バセドウ病なのか?
あるいは無痛性甲状腺炎なのか?
正常なのか?

などが判断出来るようです。

 

バセドウ病の場合は、甲状腺にほぼ均一に、
しかも特異的にヨードを取り込むので、それが画像で確認できるようです。

また、甲状腺ガンの細胞にも集まる性質があるので、
全身の転移なども調べることにも活用されるようです。

 

しかし、放射線というとど素人から見るとちょっと怖い気もしてしまいますね。
実際行うにあてってはいろいろと細かい注意点があるようで、なんか大変そうです。

どうなんでしょうかね?

その他にも、
超音波を使ってコンピューターに甲状腺の状態を映し出して調べる方法など、
最先端技術もあるようですが、
相当設備の整った病院でなければ不可能なのはいうまでもありません。

 

ここまで詳しく診てもらいたい場合は、甲状腺の専門の病院に行くしかありませんね。

 

しかし、ほとんど多くの場合は、

問診 ⇒ 触診 ⇒ 血液検査

で、バセドウ病と判別出来るのではないでしょうか?

 


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